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絶対好かれてしまうある裏技!『脳のバグらせ方』を徹底解説

 

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こんにちは!

今回は、あの有名ユーチューバーであり心理学のスペシャリスト、世良サトシさんの著書『脳のバグらせ方』を紹介します。

この本は恋愛術を中心に心理学を応用した内容が書かれているのですが、読んでみて驚きました。

実はこのテクニック、ビジネスシーンでも非常に役立つものばかりなんです。

本記事では、世良さんのエピソードを交えながら、明日からでも仕事や日常で使えるメンタルテクニックを3つに絞ってご紹介します。

心理学の力で相手の心を動かす方法を知りたい方は必見です。

 

はじめに:心理学を応用した「脳のバグらせ方」とは?

本書の冒頭にはこう書かれています。

「あるときから話した相手に自分がしてほしいことをしてもらったり、自分が感じてほしい感情を相手に感じさせたりできるようになりました」

これは単なる自己啓発本の類ではありません。

実際に心理学の理論を応用し、相手の心を巧みに動かす技術が詰まっています。

では、さっそく3つのポイントに分けて解説していきます。

1. コールドリーディング:相手の心を読む技術

まず一つ目は「コールドリーディング」という方法です。

これは占い師がよく使うテクニックで、相手の外見や何気ない会話から情報を引き出し、まるで相手のことを深く知っているかのように話す技術です。

「コールド」は「事前の準備なし」、「リーディング」は「読み取る」という意味を持ち、準備なしで相手の心理を読み取ることを指します。

コールドリーディングの説明図

世良さんの実体験から学ぶコールドリーディング

世良さんは大学生の頃、サークルや部活に参加せず時間があったため、コールドリーディングの本を読みました。

その日の夕方には新宿に出向いて、実際に街頭でコールドリーディングを試すという行動力を見せます。

ある日、アラサーくらいの女性が相手でした。

初めは会話もぎこちなく焦る世良さんでしたが、徐々にコールドリーディングのきっかけを掴みます。

「もしかして子供の頃は髪を伸ばしてなかったですか?」
「いや、あんまりしたことないです」
「でも髪を伸ばしたいと思っていませんでしたか?」
「うーん、まあそうですね。スポーツを頑張っておられたようですし、ショートがお似合いなのでずっとショートだったのかもしれませんが、心の奥底には女の子らしく見られたいという願望が強くあるようですね」

さらに相手がソフトテニス部だったことをピタリと言い当てます。

これはどうやってわかったのでしょうか?

ポイントは手のマメや肌の色でした。

手のマメからラケット競技をしていたことを推測し、肌がやや黒いことから屋外スポーツの可能性が高いと判断。

そこから「ソフトテニス」と具体的に当てに行ったのです。

この技法は「ショットガンリング」と呼ばれ、たとえ外れても相手が受け流しやすいように言い回しを工夫することで、外れていない印象を与えます。

世良さんが女性の手を観察している様子

この女性は世良さんの言い当てに感心し、やがて心から信頼するようになりました。

コールドリーディングは、準備なしで相手の心を読み取り、会話を通じて相手の感情や行動をコントロールできる強力な技術なのです。

世良さんはその後1か月間占い師を続け、コールドリーディングを磨き上げました。

ビジネスの場でも相手のニーズや心理を掴むのに大いに役立つでしょう。

2. 惹きつけられる人の考え方:5つのポイントから学ぶ魅力の秘密

次に紹介するのは、「惹きつけられる人の考え方」です。

本書では以下の5つのポイントが挙げられています。

  1. その場を楽しむ
  2. 笑う
  3. 相手の態度を見て判断しない
  4. 違和感を出す
  5. 身だしなみを整える

今回は特に「その場を楽しむ」と「違和感を出す」の2つに焦点を当てて解説します。

その場を楽しむことの重要性

あなたが誰かに惹かれた時、その人のどんな姿を思い浮かべますか?

多くの場合、無邪気に笑っていたり、何かに真剣に取り組んでいる姿が印象に残っているのではないでしょうか。

私も女優の新垣結衣さんのことを思い出すと、映画『恋空』で踊っているシーンが浮かびます。

何かに全力で取り組む姿は、それ自体が大きな魅力になるのです。

この考え方は、学校や職場、合コンなど、異性を意識する場面で特に効果的です。

多くの人が異性の目を気にして緊張している中で、楽しそうにしている人は周囲の注目を集め、自然と惹きつけられます。

全力で楽しんでいる人のイメージ

違和感を出すことで注目を集める

人間の脳は、見慣れないものや違和感のあるものに本能的に注目します。

これは生存本能に根差しており、違和感=危険の可能性があるからです。

世良さんは親指に指輪をつけることで違和感を演出しています。

親指に指輪をつける人は非常に珍しいため、自然と話題を呼び、相手の注意を引きます。

さらに、ただ違和感を出すだけでなく、その理由を説明する「ストーリー」を用意することで、話の主導権を握りやすくなります。

例えば、親指に指輪をつけている理由を「海外に住んでいた時にスキューバダイビングをしていたから」という話にしておくのです。

こうした説明は、相手に「経験豊富で魅力的な人物」という印象を与え、自発的に興味を持ってもらえる効果があります。

親指に指輪をつける違和感の例

ビジネスシーンで親指に指輪をつけるのは難しいかもしれませんが、このテクニックは髪型、服装、口癖、仕草など、あらゆる要素に応用可能です。

違和感を巧みに作り出し、相手の注意を引くことは、コミュニケーションにおいて非常に強力な武器となるでしょう。

3. 惹きつけられる人の基本的なコミュニケーション術:緊張と緩和の使い方

最後に紹介するのは、コミュニケーションにおける「緊張と緩和」のテクニックです。

これは本書の中でも特に面白い方法の一つで、相手に好意を抱かせるために感情の「振れ幅」を意識する考え方です。

よく「相手にプラスの感情を持ってもらうことが大切」と言われますが、実はそれだけでは足りません。

重要なのは、感情がどれだけ大きく振れたか、つまり「緊張と緩和」の幅がどれだけあるかです。

緊張と緩和の感情の振れ幅

具体例:優等生とヤンキーのテストの点数

例えば、常に90点を取る優等生と、普段はほとんど0点だが時々60点を取るヤンキーがいたとします。

点数だけで見ると優等生の方が優れていますが、印象に残るのはヤンキーの方です。

これは感情の振れ幅が大きいためで、ヤンキーの「60点」という結果に対して周囲は驚き、強い印象を持つのです。

優等生の90点は安定していますが、感情の起伏は少なく、印象に残りにくいのです。

日常会話で使える緊張と緩和のテクニック

この理論を会話に応用する方法として、一瞬だけ意味がわかりにくい言葉を使うことがあります。

例えば男女の会話で「レッドチョコレート」という言葉を出してみると、相手は「レッドチョコレートって何?」と一瞬戸惑います。

実はこれはわざと間違えていて、本来は「ブラックチョコレート」と言いたかったのです。

この一瞬の「意味がわからない」という緊張状態が潜在意識に軽いストレスを与え、その後の説明で緊張が解けることで感情の緩和が生まれます。

この「緊張→緩和」の感情の振れ幅こそが、相手に無意識のうちに好意を抱かせるポイントなのです。

緊張と緩和を使った会話例

YouTubeやビジネスセミナーでの応用例

実際、YouTubeで成功している人たちは、この緊張と緩和のテクニックを巧みに使っています。

真面目な話ばかりだと視聴者は飽きてしまうため、あえてわかりにくい言葉を入れたり、小さなボケを入れることで興味を引き続けるのです。

 

まとめ:『脳のバグらせ方』から学ぶ人の心を動かす3つの心理テクニック

今回紹介した3つのポイントを振り返ります。

  • コールドリーディング:相手の外見や会話から情報を読み取り、まるで相手のことをよく知っているかのように話す技術。
  • 惹きつけられる人の考え方:「その場を楽しむ」ことと「違和感を出す」ことで自然と注目を集める。
  • 基本的なコミュニケーション術:緊張と緩和を使い、感情の振れ幅を大きくすることで好意を抱かせる。

『脳のバグらせ方』は基本的には恋愛向けの心理術を解説していますが、その応用範囲は非常に広く、ビジネスや日常生活でも役立つ内容が満載です。

私も学生時代から心理学に興味があり、「90度方」や「ドアインザフェイス」などのテクニックを試すことがありましたが、毎回うまくいくわけではありません。

しかし、こうしたスキルを持っていると日常のあらゆる場面で役に立つことが多いのも事実です。

 

 

 

 

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